私がどのようにしてリウマチの診断となったのか、
今日はそのことについて書いていきたいと思います。
実は、私はリウマチの診断に必要な幾つかの血液検査の項目のうちの一つ、RF定量という数値が、基準値を超えていると知る機会がありました。
全くリウマチかも!?と疑ったわけでもなく、何か具合が悪かったわけでもないとき、別の病気の際(目の下が疲労でぴくぴくする眼瞼痙攣が1年以上続いていた頃)いろんな検査を受けている最中に分かったことでした。
そのころは担当医に「RF定量は高くてもリウマチを発症しないこともあるし、でも高いし職業が手を大切にしないといけなヴァイオリニストだから、何かあれば受診してくだい」というふうに言われました。それはリウマチの診断をされる6年ほど前の話です。
眼瞼痙攣も治り、仕事も順調で、そんなリウマチのことなんてとっくに忘れ去っていたときに、体調不良がやって来ました。
最初の症状
2020年の11月の初め、中指の第二関節がなんか疼く・・・ということが続きました。でもずっとじゃないし、気のせいかな?と放置。その頃、なんとなく微熱があるということもあり、なんかだるいし仕事詰めすぎたかな?と思っていました。そのころは本当に忙しかったのです。
そう自覚してから料理中に人差し指の付け根が痛い、包丁を持っていた手が強張る、朝の足首が動きが悪い・・・など2週間ほどすぎたあたりでインターネットで自分の症状を調べてみたら、何年も前に聞いた記憶がある「リウマチ」がヒットしました。
仕事柄手の痛みは、ある意味慣れっこです。腱鞘炎も経験があるし、だけど今回は関節痛、家事もしにくいしこのまま放っておくのもなぁと悩みました。
病院に行くまでの経緯
そんなこんなで、仕事に影響があっても困るし、なんでもなかったらなんでもないでいいんだから、病院で相談してみようかなと気心の知れた近所の整形外科の先生のところに行くことに。
私の話を聞いた先生は、過去にRF定量が高かったのであれば、リウマチは早期治療がいいから検査しよう!
と検査の準備をしてくれました。
検査・診断
血液検査、尿検査、レントゲンの3つでした。
血液検査は、血沈検査はマイナス、RF定量は高値、CRP(炎症反応)若干基準値以上、抗CCP抗体基準値内、MMPー3高値、
尿検査正常、
レントゲン検査の指の関節写真、若干関節間の間が狭くこれは痛み出るやろうな〜という画像。
リウマチの検査をすぐにしてくれた先生には感謝です。正常値のものもあるけれど、血液反応の出ないタイプのリウマチの人もいるということで、またヴァイオリニストという職業柄診断の遅れが職業生命にも関わってくるとのことで早期診断に至りました。
その後、リウマチは血液の病気だからという、たくさんの方の助言もありリウマチ膠原病クリニックでお世話になっています。
診断を受けて思ったこと
関節の破壊というけど、どれくらいのスピードで進むのか??ヴァイオリンはいつまで弾けるだろう?という不安がありました。でも、診断が下りたことで治療も始められる、この痛みやだるさともそのうちサヨナラできたらいいなと希望を持つように気持ちを切り替えて治療が始まりました。
まとめ
あれから5年、私は今も多少の痛みと共存しながらではありますが元気に暮らしています。体調がほぼ毎日悪かった日々から比べたら、時々体調が悪い程度に変わりました。
同じように関節が痛い、だるい、熱がある、なんか節々が腫れている気がする・・・などの症状で悩んでいる方がいらっしゃれば、早めに病院の先生に診てもらうことをお勧めします。
この記事は私が経験した一つの経験談です。医療的なことも私の場合のことですので、ご自身の症状についてはご自身の主治医に診ていただいてください。

旅行を楽しんでいます。(写真は「うずしおクルーズ」)

