冬から春にかけては、空気が乾燥し、楽器がよく鳴る季節です。
私はこの季節こそ、音作りの基本を見直すチャンスだと思っています。
乾燥していると、
いつもより遠くまで音が飛び、
輪郭がはっきりし、
「あれ?こんな音出せたんだ」と
自分の楽器の底力に気づくことがあります。
つまり冬は、
楽器が出せる、“最大値”を耳で確認できる季節なのです。
いい音を作るには、いい音を知ること
もちろん、素晴らしい演奏家の音を聴くことはとても大切です。
でもそれと同じくらい大切なのが、
自分の楽器がどんな最高の響を持っているのかを知ること。
それを知らなければ、
目指す場所がわからないまま練習することになってしまいます。
冬のよく鳴る時期に、
「ここまで鳴る」
「このポイントに当たると一気に開く」
そんな瞬間を体で覚え、耳に記憶させておきましょう。
この記憶は、湿度の高い季節になったときに
必ず助けてくれます。
倍音を聴くトレーニングに最適
楽器がよく響くということは、
倍音も感じ取りやすいということ。
音程を合わせるとき、
音が「ピタッ」とはまる瞬間が、
いつも以上にわかりやすくなります。
だから私は、冬のスケール練習が大好きです。
響に集中しながた音階を整えるには、
とても良い季節だと思っています。
手を温めながら基礎を整える
もちろん寒さで手が悴むこともあります。
だからこそ慌てず、
ゆっくり基礎を確認しながら体を起こしていく。
ウォーミングアップや基礎練習については
以前の記事で詳しく書いていますので、
ぜひそちらも参考にしてください。
【関連記事】冬の練習前にやってほしい、楽器と体の準備運動
冬の練習の味方
最近、練習中に愛用しているのが
薄手の手首ウォーマー。
手の自由度を邪魔しないのに、
じんわり温めてくれてとても快適です。
寒い季節に集中力を保ための
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冬はつらい季節でもありますが、
耳にとっては最高の学びの季節。
楽器が教えてくれる
「ここまで鳴るよ」という声を、
ぜひ聞き逃さないでください。

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