リウマチの診断がでる7年ほど前の話になりますが、病院の検診で、リウマチの原因となるRF定量という血液の数値が高値だったことがあり、いつか発症するかもしれないということが頭の片隅にありました。職業がヴァイオリニストなため、手の小さな違和感には敏感です。
2020年11月体のだるい日、関節の痛い日が続いたその頃、その小さな違和感に何かピンとくるものがあり受診しました。
自分の体験を交えながら、初期のやってよかったこと・やめたことをまとめます。
※体験談であり、リウマチは医師の診断・治療が必要です。
リウマチ初期にやってよかったこと
早期受診
何よりも、私は受診がとても早かったです。指のゴワつきと、関節の痛みが1週間続いた時点で、近所の病院に素早く行きました。
後から「リウマチは早期診断、早期治療」と様々な専門家に言われたので、何ヶ月も我慢して・・・ということはしなかったことは良かったと思います。
無理せず休む
これは簡単なようでとっても難しいことです。リウマチの診断をされてからですが、とにかく休むことも仕事!として休憩、昼寝、休息も積極的にとるようになりました。
体調の記録
痛みいつあったのか、どのくらの期間(時間)そうだったのかを記録しておくと、病院での受診時に説明できて役立ちます。
体を冷やさない
私が体が痛くなった頃は冬に差し掛かる頃でしたので、中途半端に暖かかったり、夜になったら冷え込んだり・・・冷え性もないので靴下も履かずに過ごしていることが多かったのですが、やはり冷えるとごわつく、痛みがでるので、レッグウォーマーや指先の出ている手首ウォーマーなどを活用して今でも冷えないようにしています。
リウマチ初期にやめて良かったこと
我慢して市販薬で済ませること
大量の栄養ドリンク・・・のことは以前の記事で紹介しましたが、あれは根本的な治療にはなりません。リウマチはいろんな薬があり、組み合わせがあるので、合う薬に出会うまでも大変ですが、自分に合う薬が見つかったときは、こんなに体は軽かったのか!というくらい体調が良くなります。
気のせいかも・・・と放置すること
気のせいかどうかも、自分で判断せず病院でしてもうことをお勧めします。
リウマチは今の時点では気のせいかも・・・ぐらいのことでも、30年後の自分の自由を奪ってしまうかもしれません。
無理をして運動・家事を続けること
私はお弁当作りを長い期間お休みしました。今では普通に家事もしていますが、「痛い時はゆっくりする」これはとっても大切なことです。家事における便利グッズもたくさんあります!いつか便利グッズについても書きたいなぁと思っています。
ネット情報を鵜呑みにすること
こうして情報発信をしている私がいうのもアレですが・・・ネット上にはリウマチとスピリチュアルをつなげたり、謎の自然食とつなげたりといろんな怪しいものがたくさん出ています。そして、ちょっとびっくりするぐらい変形の進んだ指の写真なども・・・これから闘病を始める方にとっては恐怖を煽ってくるようなものもたくさんあります。しかし、リウマチの症状は人それぞれ。それぞれの方の、それぞれの症状にあった、それぞれの治療があります。
まとめ
リウマチは生活の工夫を散りばめれば、生活がグッと楽になります。自分の体験では、早めに動くことが大切だと実感しています。
今、不安に感じている方も体が楽になる未来を信じて頑張っていきましょう!

